台湾教育ニュース

台湾、全ての国・地域の正規学生の入境を解禁

(台北中央社)教育部(教育省)は24日、全ての国・地域の正規学生の入境を同日付で解禁すると発表した。中国籍の学生も対象となる。非正規学生の受け入れ再開については、新型コロナウイルスの感染状況や学校の検疫能力に応じて検討する方針を示した。

同部は6月中旬から段階的に域外学生の受け入れを再開。日本を含む19の国・地域の学生は新入生を含む全ての正規学生の入境がこれまでに認められていたが、その他の国・地域は在学生のみが対象だった。中国籍学生については、卒業予定生以外の入境は許可されていなかった。24日からは、19の国・地域以外の新入生や中国籍の在学生・新入生も入境申請が可能になった。

同部の推計によれば、就学の入境資格を満たす学生は約1万人で、このうち中国籍は約5000人余りを占める。入境後は14日間の在宅検疫が求められる。

国際線の運航が正常化していないため、9月中旬の授業開始に間に合わない学生が出ることが予想されている。同部は各校に対し、域外学生が安心して就学できるようにする措置を整えるよう求めたとしている。(許秩維/編集:名切千絵)

原文:https://bit.ly/3aUkbJU (2020/08/25)

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