内政部は6日、中華民国(台湾)の15歳以上の教育程度に関する統計を発表した。2012年末の時点における15歳以上の人たちの教育程度は、大学・専科学校卒業が39.4%で最も多く、次いで高校(高等職業学校含む)卒業で31.9%だった。専科学校とは中卒で入学して5年間学ぶ5年制と、高等職業学校を卒業して2年間学ぶ2年制の学校がある。
世界と比較した場合、中華民国は2010年末の時点で、25~64歳の人のうち高等教育を受けた人の割合は40%で、OECD(経済開発協力機構)諸国の平均値31%を上回った。韓国とは同レベルだったが日本の45%には及ばなかった。その他、主要な欧米諸国のうち、カナダ(51%)、アメリカ(42%)、ニュージーランド(41%)には劣ったものの、その他の国は上回った。
台湾で高等教育を受ける人の割合はますます増えている。写真は外国人教授を招いての講義。
(中央社ニュースサイト,TAIWAN TODAY より 04/08/2013)