今年2020年9月より、主軸となるオンライン授業に対面指導を組み合わせた新たな指導形態へ移行することになりましたので、改めてその経緯や対策について以下に説明いたします。
台湾大学進学予備校としましては、正式に新体制が発足する2020年9月からの入校をお勧めいたします。
なぜ今、オンライン授業に切り替えるのか:
- ・今の2~3段階よりもレベルを細かく(5~10段階に)分けることができる。
- ・今回のような非常時にも授業を継続できる。
- ・今、台湾の大学ではコロナの影響で授業はオンラインが増えているので、進学前にパソコン操作やオンライン授業に慣れておく必要がある。
- ・台湾人講師が日本での滞在に不安を感じている。(家族から帰国を迫られる)
今後の指導形態:
- ・全国の教室は閉校し、現在実施しているような、リアルタイムの双方向オンライン授業を主軸に授業を行う。
- ・授業時間は、現状3時間単位にする予定(暫定: 15~18時;19~22時)
- ・日曜日の開講も可能になるよう、調整予定。
- ・オンラインだけではなく 1ヵ月に一度のスクーリング(高校または一般会場で)を行う。
- ・地域別ではなく、レベルを細かく分けた少人数指導(1クラス目安10名、最大15名)
- ・授業の担当講師とは別に担任を設け、様々な質問や相談に対応する。
- ・全員二週間の合宿に参加し、集中講義で実力の向上を図りながら、共同生活を体験。
で必要となる協調性、自主性を養う。(同時に基礎学力テストを実施)
- ・希望者は5ヶ月~7か月間の長期合宿への参加も可能。
オンライン授業にするメリットや対応策:
- ・受講方法については慣れるまで丁寧に指導する。
- ・台湾現地でも多くの講師が授業を行えるので、より多様な授業提供が可能となる。
(台湾の大学の授業を聴講、現地の生活体験、卒業生との交流等)
- ・教室の運営費用を削減することが出来るので受講料の減額が可能となる。
- ・授業を動画で録画する事が出来るので、何度も見直して復習できる。
- ・レベルをより細かく分けられるので学習効率が上がる。きめ細やかな指導が可能。
- ・どうしても合わない講師がいた際、講師を変更することも可能。
- ・通学の必要が無く交通費の節約が可能、保護者の送迎も不要。
- ・夜遅い時間の通学リスクを回避できる。
オンライン授業をメインにするデメリット:
- ・ネットや家庭の環境により授業に不安がある
→ 卒業後の合宿を強くお薦めします。
- ・対面での交流が減ってしまう
→ 定期的なスクーリングや合宿で補うことができます。特に毎月のスクーリングでは、その地域の参加者全員で協力したり、競争したりするようなイベントを行う予定です。
- ・発言の機会が少なくなる
→ なるべく全員が発言出来るように、引き続き授業の進め方を工夫します。