国立交通大学の「蘭花屋(オーキッド・ハウス)」が、ソーラーデカスロン・ヨーロッパで、評価10項目のうち、都市設計で1位、エネルギー効率で3位、革新性で2位となったほか、一般投票で3位となった。(中央社提供、僑務委員会サイトより)
台湾北西部、新竹市の国立交通大学が、世界の学生によるエコ建築コンペ、ソーラーデカスロン・ヨーロッパ2014に初出場。同大学の「蘭花屋(オーキッド・ハウス)」は、評価10項目のうち、都市設計で1位、エネルギー効率で3位、革新性で2位となったほか、一般投票で3位と、4つの賞を受けた。
ソーラーデカスロン・ヨーロッパは、パリ近郊のベルサイユ市で行われた。台湾からの決勝進出は初めてで、交通大のオーキッド・ハウスは、他の19カ国から出品されたエコ建築と競い合った。
交通大学建築研究所の曽成徳教授は、蘭をテーマに選んだのは、中華民国(台湾)が蘭の最大の生産国であるためと指摘、また設計は違法建築を出発点とし、屋上に建てられた台湾のトタンの家が空と触れ合うところを、地球にやさしいエコな屋根に変えていきたいとの願いを込めたと説明した。
Taiwan Today