握手を交わす陳菊高雄市長(右)と菅谷昭松本市長=高雄市政府提供
(台北 9日 中央社)高雄市の陳菊市長は8日、長野県松本市の菅谷昭市長など7人と面談した。高雄市と長野県は2012年に観光・教育交流に関する覚書に調印しており、両市間でも交流を推進することでまとまった。 陳市長は、高雄と松本を結ぶ直行チャーター便就航の可能性に触れ、観光交流を加速させたい考えを示したほか、冬も暖かい高雄は、日本の高齢者の旅行先として最適だとアピールした。 また、今年7月31日から8月1日にかけて発生した大規模爆発事故後、長野県をはじめとする日本の自治体、団体や個人から多額の義援金が寄せられたことに感謝の意を示した。 菅谷市長は、港街の高雄は松本市民にも旅行先として喜ばれるとし、今後の交流の発展に期待を寄せた。