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台湾初のライトレール、きょうから線路上で試験 来年開業見込む

(高雄 9日 中央社)次世代型路面電車、高雄ライトレール(LRT)で使用される車両の線路上での試験が9日から始まった。お披露目された車両付近にはカメラを持った多くの市民が集まり、開業に期待を膨らませた。 高雄ライトレールは廃止された台湾鉄路の貨物線跡などに建設される全長22.1キロの路線。来年には第1期区間8.7キロの開業を見込む。車両はスペインのメーカーで新造された5両編成で、早朝から写真を撮りに訪れた学生は、興奮した様子で運転席を観察するなどしていた。 記念式典に出席した陳菊高雄市長は、エコでクリーンな交通機関は時代の流れとした上で、「地球温暖化防止につながる」とアピール。また、メディアから今月末に予定されている高雄市長選挙への影響を問われると「選挙とは関係ない」と否定した。 今回の試験は16日まで行われる予定で、高雄市政府では11月下旬にも試運転を実施したい考え。

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