台湾教育ニュース

台湾の48大学が「タロワール宣言」に調印、世界3位の多さ

 12月19日、台湾の淡江大学、逢甲大学など25大学が、国立台湾師範大学(以下、台師大)において、大学の持続可能な発展を目的とした「タロワール宣言」にそれぞれ調印した。

 「タロワール宣言」とは、1990年に欧米で発足したもので、大学の持続可能な発展に向け、環境への責任を持つ公民を育成するものであり、国内外のリソースを動員し、環境問題に対処していくものである。

 この日調印した25大学のほか、すでに同宣言に調印している台湾の23大学を合わせると48大学となり、これまで大学調印数の国別ランキングでは世界6位であったのが、今回の調印により米国、ブラジルに次いで世界3位となった。

 台湾緑色大学連盟の理事長を兼務する台師大の張国恩・学長は、「タロワール宣言に調印した大学は、授業カリキュラム、キャンパス文化、教員と学生による対応姿勢、コミュニティ協力、ハード面構築など各方面に着手し、『持続可能なキャンパス』への目標に向かって前進していかなければならない」と述べた。

«2014年12月19日»

原文:http://goo.gl/BmXSh9

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