(ロンドン中央社)英国の大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)がこのほど公表した2024年版の世界大学ランキングで、台湾大が69位に入った。前年の77位から8ランク上昇し、台湾の大学として唯一トップ100にランクインした。
台湾大は「雇用の成果」の指標で評価が高く、世界で11位の東京大に次ぐ12位だった。
ランキング全体では台湾から27校がランクインし、うち約30%が前年より順位を上げた。
台湾大の次に順位が高かったのは陽明交通大で、217位だった。600位以内では、成功大(228位)、清華大(233位)、台湾科技大(387位)、台湾師範大、台北科技大(いずれも431位)、中山大(505位)、政治大(567位)、台北医学大(577位)などが続いた。
クアクアレリ・シモンズによれば、台湾の大学、大学院は「雇用主の評判」や「教員1人当たりの学生数」の指標で数値が高かった。「国際的な研究ネットワーク」や「学術研究の影響力」などに改善の余地があると指摘された。
原文:フォーカス台湾 (2023/6/29)