受けた教育のレベルが高いほど、平均収入は高くなる。
経済協力発展機構(OECD)が9月11日に発表した調査報告によると、全般的に、受けた教育のレベルが高ければ高いほど、寿命は長くなり、収入も増えるという。
今回の「2012年図表で見る教育」という調査によると、大学進学をした人は、高等教育を受けていない人と比べると、平均寿命が2年長く、投票に参与する機会も増え、弱者層に対する平等の権利を主張するということが分かった。
教育がもたらす実質的な優位性は、就職面で最も際立った成果を見せる。調査によると、高等教育を受けた人は、後期中等教育(高校)しか受けた事がない人よりも、失業率は3分の1も低いと言う。
全般的に見て、教育を受けた時間が長ければ長いほど(つまり、教育レベルが高いほど)、収入は上がる。もし高校での教育を受けた場合、高校教育を修了していない場合よりも毎年平均$4,000(約32万円)も増え、更に大学教育を修了すると、修了していない場合よりも更に毎年平均$12,000(96万円)も増えることになる。
(北京新浪網 2012年9月12日)