財政部がまとめた輸出入貿易統計によると、4月の輸出額は、同月として過去3番目の高水準を記録した。1~4月累計の対外貿易総額は前年同期比1.1%増の1,884億5,000万米ドルに達した。うち対日本輸出額は前年同期比9.0%増の61億8,000万米ドルだった。
品目別で見ると、輸出では鉱産品の成長幅が29.8%と最も大きかった。主に、今年に入り国際原油価格が1バレル当たり100米ドル以上の高値で推移したことに加え、国内のガソリン、ディーゼル油の生産能力が拡充され、対外輸出が増加したことによるもの。また、ハンドヘルドデバイスも需要が成長したことで、ハンドヘルドデバイス向けのコネクターや電源ユニットなどの製品の需要が大幅に拡大、電気・電子製品は輸出品目のうち2番目に大きい13.9%の成長幅を記録した。
経済部国際貿易局は、今後の見通しについて、米国や日本の経済が徐々に回復し、欧州経済がこれ以上悪化しない見込みであることから、輸出状況が好転し安定的に成長すると分析している。
【行政院国家科学委員会サイト 05/08/2013】
財政部の貿易統計によると、1~4月累計の対外貿易総額は前年同期比1.1%増の1,884億5,000万米ドルに達した。