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インテル国際学生科学技術フェア、台湾が12の賞を受賞


米国の「2014年インテル国際学生科学技術フェア」において、台湾の代表団は複数の部門で最優秀賞を受けるなど、近年最高の成績を収めた。(国立台湾科学教育館サイトより)

 米国の「2014年インテル国際学生科学技術フェア」(Intel ISEF)は16日、米ロサンゼルスで授賞式典を行い、台湾の代表団は、ノーベル賞授賞式参加資格とEUコンテスト出場権、2部門での最優秀賞、2部門での1等賞、3部門での4等賞、3つの特別賞を受けるという近年で最高の成績を収めた。
 台北市立建国高級中学(高校)の二年生、黄亦軒さんは植物学部門において「転写因子bZIP16のシロイヌナズナの開花過程参与に関する分子メカニズムの研究」で、ノーベル賞授賞式参加資格であるストックホルム国際青年科学研修賞(The Dudley R. Herschbach SIYSS Award)、大会植物学部門最優秀賞、大会植物学部門1等賞、Monsanto Company特別賞1等賞を受賞。
 台北市立第一女子高級中学(高校)の三年生、陳郁欣さんは、「北西太平洋における台風の威力拡大と上層海洋における熱力構造の関係の長期的な変化」で、EU欧州連合青年科学者コンテストへの出場権(European Union Contest for Young Scientists)、大会地球惑星科学部門最優秀賞と1等賞、そして米国気象学会特別賞3等賞を受賞。
 建国高級中学の陳培鳴さんと邱紹庭さんのチームは、大会微生物学部門4等賞と米国微生物学会特別賞1等賞を受賞。第一女子高級中学の沈玉宣さんは化学部門4等賞を受けた。また、わずか13歳の、高雄市立三民国民中学(中学校)の王冠萭さんは数学部門で4等賞を受賞した。

Taiwan Today

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