英国の大学評価機構「クアクアレリ・シモンズ社(QS)」が2014年12月に発表した調査によると、「2015年アジア地域で最も留学しやすい都市ランキング」で台北が5位、世界では25位にランキングされ、この順位は近年上昇を続けている。この調査が用いている指標は、「大学ランキング」、「留学生数とその割合」、「都市生活の質」、「雇用者からの評価・知名度」、「授業料および生活コスト」などである。
台北は「大学ランキング」および「生活の質」など2つの指標の評価アップの速度が最も速い。その中で、「授業料および生活コスト」は世界1であり、これはリーズナブルな物価と学費が、台北に留学生の就学を引き付けている最も重要な要素であることを物語っている。この発表の中でも、「世界的に著名なハイテク産業、テンポの速い都市生活の風景、多くの伝統文化の要素いずれもが、学生を引き付ける重要な要素である」と分析している。
このランキング結果と2015年2月に教育部の最新統計資料では、近年台湾で学ぶ外国人留学生数の新記録を次々と更新しており、2014年には9万人を突破した。
近年、台湾は継続的に海外からの学生を引き付けているが、これは国際社会が認めた高等教育の質、奨学金、地理的位置のほかに、留学環境全体のレベルアップも主な理由となっている。
【教育部 2015年2月15日】
原文: http://goo.gl/vnMWvo