英・高等教育調査機構QS社が5月に発表した30分野に関する2013年世界ランキングベスト200において、台湾からは計14大学がランクインし、中でも台湾大学の電機工学学科が世界24位と最も順位が高かった。人文社会科学分野では台湾師範大学の教育学科が、最高の50位となった。
QS社は2004年にタイムズ紙と共同で世界大学ランキングを発表し始めたが、2010年以降はそれぞれ独自のランキングを打ち出し始めた。QS学科ランキングでは、論文引用数、企業の卒業生に対する評価、学術的名声等を指標としており、今年は世界1526大学の30学科に対して調査を行い、台湾からは14大学、28学科がベスト200にランクインした。
調査では、台湾大学は計26学科がベスト200にランクインし、他校に差をつけることとなった。中でも8学科に関してはベスト50にランクインし、最高位は電機学科の24位で、昨年よりも51~100位上昇した。土木学科は32位、材料学科は34位、化学工学学科は36位、機械学科は37位、薬学学科は38位、化学学科は46位、地質科学は49位である。<中略>
成功大学は14学科がランクインし、最高位は材料、電機等の6学科で、51~100位圏内だったらであった。交通大学及び清華大学はそれぞれ11、10学科がランクインし、清華大学の機械、化学工学は共に49位であった。また、中央大学が8学科、政治大学及び中興大学が各4学科、中山大学が3学科、台湾師範大学が2学科、そして陽明大学1学科が200位圏内にランクインした。<中略>技職系大学では台湾科技大学が5学科、台北科技大学は1学科が、そして私立大学では台北医学大学の医学、薬学学科と、逢甲大学の会計学科もランクインした。
(引用:2013年5月9日 聯合報)